業務案内

07 相続、特に遺言のお話しをしてもみなさんあんまりピンとこないのが実情のようです。
しかし、相続という肉親間でのみの問題はこじれてしまうと始末に負えないものであり、弊事務所にご相談にお出でくださる方の中にも「遺言さえあれば…」と思われるケースが多く、タイミングの重要性を感じています。
遺産相続が悲惨争族とならないためにも、今、はじめの一歩を踏み出すことを願わんばかりです。

特に遺言がなければならない方は、次の3つの環境にある方です。
① お子さんがいらっしゃらないご夫婦
→ 先に亡くなった旦那様にご兄弟がいらっしゃる場合、遺言がなければ奥様には全部の財産を遺すことはできません。
② ご事情により内縁関係のご夫婦
→ 日本の法律では、内縁関係のご夫婦にはお互いの相続権はなく、いくら長年愛し続け苦楽を共にしていても何も遺すことができません。
③ 知的障害者の保護者
→ 遺言なく保護者が亡くなった際に「遺産分割協議書」を作成しなければ不動産や預貯金の名義変更ができませんが、知的障害のある方はその遺産分割協議に参加できないケースが多く、成年後見人をたてるなど煩雑で時間のかかる手続が必要となります。
   遺言では、特定の方に多くの遺産をお渡しして、そのかわり障害のある方の面倒をみてもらえるような条件を付けることなど様々な方策が取れます。
そして、事前に福祉型家族信託と言われる民事信託制度を取り入れたり、遺言自体にそれを組み入れることにより、更に確実な実現性が約束され強固な安心が得られることとなります。
また、弊事務所に遺言作成のご相談にお見えになる方に「自分で遺言を書きたい」ではなく、「親に遺言を書いてもらいたい」という方が少なからずいらっしゃるのも驚くべき事実です。
そんなご家族は、「夫婦で話し合った結果、遺言が必要だと思うのですが…」、「父(母)には相続に関して安心してもらいたいのですが…」と最初はご本人ではない奥様やお子さまがおひとりでご相談にお見えになります。
05 「うちは仲がいいから…」とおっしゃる方はたくさんいらっしゃいますが、こんな重要なことをお互いに話せるなんて真実の仲の良い夫婦や親子だと思います。
後日、お揃いで事務所にお越しになりコーヒーなどを飲みながら笑顔たっぷりに談笑しながら、遺言作成について進めていきます。お父さまやお母さまが出歩くのがたいへんな場合は私が伺います。
趣味のことや最近の出来事などの世間話から始まり、たくさんのお話しをお伺いして、その方の歩んできた人生をトレースしていきます。
徐々に遺言の構成ができあがっていき、最終的に人生の集大成とも言える遺言書が完成していきます。
遺言は、定型のテンプレートにあてはめてしまえば、ごく簡単に短時間に作ることもいくらでもできます。しかし、もっと血の通ったものが作りたいというこだわりを持って満足できるようにするためには、そんな地道なことも大切だと考えております。
そして、そんなお父さんやお母さんは、いちばん最初に事務所にお出でになったときから比べどんどん明るい顔に変わっていくことが見逃せません。
誰しも自分亡き後のことは心の奥底で心配のタネとしてくすぶっています。それでなくともみなさん普段の生活で心配することは無数ですから。
それが、遺言を作るという実行と共に心配の大きな火種のひとつがなくなり、笑顔が眩しくなるんですね。
私もモチベーションが上がります。「少しでもお力になりたい!いい仕事、喜ばれる仕事をするんだ!」と
ご相談をお待ち申しあげております。
04 「終活」に関することは、ひとつの士業では完全に遂行できません。
例えば、どんなに経験豊富で知識量の多い行政書士でも不動産登記はできません。同じく的確な相続税の申告も不可能です。
「お葬式は家族葬で」、「散骨や樹木葬で自然に還りたいんです」これは葬儀屋さんの出番です!
行政書士や司法書士、税理士などのいわゆる士業というのは特定分野を勉強しその資格を得て決められた業務範囲の中で得意分野を磨き、生業としています。
その専門性が士業の弱点ともなり得ますが、今まで多かったように一匹オオカミで仕事をせず、チームを組むことにより、その弱点を強みに昇華しました!
私がご相談をお受けすると、ご了承をいただき、次のご面談時には今後必要と思われるチームのメンバーに同席をお願いして対応に当たります。
ご相談者であるお客様は一度のお話しで、それぞれ専門分野の責任ある回答をほとんどその場で得ることができます。
もちろん、事務所にお越しになれないご多忙な方、ご高齢の方にはこちらからお伺いします。必要とあれば弁護士でも司法書士でも税理士でも社労士でも葬儀屋さんでもガン首並べてご対応いたします!
我々はお互い独立した個人事業主として日々仕事をしています。したがって業務のご依頼はチームのメンバー個々と交わしていただきますので、お互いの仕事の紹介料のやりとりなどの中間マージンは発生しません。
そこにあるのは、まさしく「チームワーク」と「信頼」でありお互いの成長を願う仲間だからこそなしえる業態です。
現在チームを構成するメンバーは次の士業5人プラス葬儀屋さん1社です。
行政書士 日野達弥
司法書士 鶴岡準浩
社会保険労務士 梅村貴子
税理士 大坪知之
弁護士 井上宗一郎
あおばセレモニー株式会社
以上、士業は年齢順です!私がいちばん年長なので、どうしても全体のコーディネート役になることが多いようですが、みんな並列な関係です。
私たちは大手の組織のように人事異動や組織の統廃合などなく、いつもみなさまの傍らに寄り添っていつでも親身にお話しができるきめ細かさと小回りの良いことを武器にしています。
また、最近「おひとり様」といわれる方が急増しています。
個性が尊重され、ライフスタイルが多様化している現代では、年頃に結婚して子どもを育て老後を慎ましく過ごすという、昔ながらの生き方の概念に当てはまらない、カタログどおりではない人生を歩んでいる方々ですね。
頼れるのは自分自身であり、強い意志、高い教養などを兼ね備えた方が多いようです。
そんな方でもきっと、「私の死後、このマンションはどうなるんだろう?」「ペットは大丈夫?」「使い切れなかったお金はお世話になった方に差し上げたいな!赤十字やユニセフに寄付してもいいな!」なんてふと思うことはあるのでは?
01 一人だから、お葬式はこんな感じでカワイくやって欲しいな!
お墓もいらない。太平洋に散骨!うん。樹木葬もステキかも…
その前に、老後はマンションを売って郊外の静かなケア付きちょっと贅沢な有料老人ホームかな!
ちょっと待ってください。
誰がこれらのことをお世話してくれるのでしょうか?
そう。これらのことは、親友にも頼めないですよね。信頼できる専門家に頼むしかないことは明白です。
特に、万一アルツハイマー病などの認知症が発症してしまったら、ご自分でマンションを売り払ったり有料老人ホーム入居の契約すらできなくなってしまいます。
そのためには法的に実効力を持つ遺言書を作成したり、様々な契約を交わしておかなければ安心できません。
弊事務所では、チームの総力を挙げて来たるべき老後から、ご葬儀、ご遺産の有効的な使い方、更に亡くなった後のご自宅のタンスの中の下着のご始末まで安心できるよう死亡後の事務委任までサポートいたします。
様々な法律の専門家と現場のチカラが、時代を一歩リードするあなたの生涯プラスアルファをケアいたします。
もし、将来の日々を考えるならば…
ほんの少しでも気になることがあれば…
多くの方は漠然と「不安」を感じているかと思います。
ご相談いただければ、その漠然としたものをひとつずつ整理して、ご希望をお伺いして不安を取り除き、楽しく充実した最高のシニアライフを築いていきましょう!
その手助けをするパートナーとして私をご指名ください。一生懸命に働きますよ!
これもタイミングが大切です。手遅れなケースはたくさん見ています。早すぎることはありません。
映画やドラマの主人公になったつもりでこれからのストーリーを作ってみましょう!
エリック・サティの小節線のない譜面に表現されるなめらかな旋律のようなストーリーはいかがでしょうか?

こんな相談はどこにしたらいいのだろうか?こんなこと聞いてもいいのかな?
相続に関することはもちろん。そうではないことでもとにかく私にお話しください。
きっと何かヒントがあろうかと思います。
お気軽にご相談ください。

DSC_0067私の愛車は、昭和41年式の日野コンテッサ1300デラックスです。
行政書士の他に、自動車整備士の資格を持っています。単にクルマが好き。特に昭和の時代に輝いていたクルマたちが大好きだからです。
同時代のブルーバード、サニー、コロナ、ベレット……
もはや、昭和のクルマは文化遺産です!
あなたが大切にしている昭和のクルマは、あなた亡き後は万全ですか?
ご家族やご友人が変わらず愛でてくれるようであれば私の出番はありませんが、もし、ご家族に旧車への理解がない。とか、引き継ぎに不安がある。という方は迷わずにご相談ください。
オススメは遺言作成です。遺言に誰それに愛車とパーツなどを「遺贈する」とし、その事務執行をする「遺言執行者」に私を指名します。
万一のときには、私があなたの愛車を引き取りに伺い、クルマもパーツも一時的に保管し、最終的に引き渡しと同時に名義変更手続きまでの一切を行います。
まさしく行政書士と旧車を理解できるクルマ好きな整備士だけがなし得る究極のコラボだと確信します!
旧車専門誌の「Old-timer」誌には、かつて取材され記事になったり、誌上座談会にも出席したりしていますよ!同誌には毎号小さな広告も出しています。
旧車好きならばのご相談をお待ちしています。
メールでも電話でもお気軽にどうぞ!

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